メイドちゃんがやってきた(1)
来印4ヶ月半が経過。
ようやくメイドを雇うことにした。一緒に住むのは嫌なので通いで。
インド人家庭に雇われて、奴隷のように朝から晩までこき使われることを考えたら、日本人なんて超やさしくて、ちょっと掃除したりするだけでお金もたくさんくれて、何か頼むにもなんか及び腰で、いいカモだろう。

うちにきたサーバント(メイド)は、齢20歳と若いが既に子持ち。田舎に預けて別々に暮らしているそうだ。

以前、数週間だけ日本人家庭で働いていたが、諸般の事情でうちにくることになった。うちでは家じゅうの掃除とアイロンがけだけという、めっちゃ簡単な仕事だけさせている。こんな楽な仕事はないだろう。いくら家が広いとは言え、そんだけ大金もらっていて、文句は言わせないわ!!!

と、思っていたら、まだ3日目なのに、もう不平不満たらたらに、目を離すと即効手抜き。ゆ、許せん・・・。人のことをばかにしおってからに。ムキー!そのくせ愛嬌はふりまくところが女の嫌なところを見ているようで腹立たしいわ。

サーバントはどうやって掃除するかというと、まず全て掃き掃除、その後、雑巾で水ぶき。テラスは掃き掃除だけ。やる気のあるサーバントなら、きっとテラスに水をまいて配水管がつまらないようにしたりするだろうが、彼女はそんな気の利いた仕事はしない。とにかく砂埃がひどいので、毎日それの繰り返し。

もしテラスの掃き掃除を怠ると、土砂降りが来た時、窓の隙間などから水漏れしてくる際、一緒にテラスのハト糞や砂とかが家になだれ込んでくる。家のたてつけが悪いから、掃除でフォローするしかない。


ところで彼女、そもそも初日から手抜きしてた。日本で言う4階はサーバント部屋と屋上だけなんだが、そこは普段使っていないことが分かると、私が目を光らせていた掃き掃除はちゃんとやったが、拭き掃除はまったく手付かずのままだった…。注意する気にもなれず、そのまま放置。

拭き掃除の様子を見ていると、なんとデカイ雑巾でしゃーしゃーと撫ぜくりまわす感じ。当然、雑巾の跡は弧を描く。汚い…。家具はどかさずに拭くので、椅子の足回りが丸く拭き残されこれまた腹立たしい。

掃除にはセオリーってもんがあって、例えば、四隅やひとの目線の高さや目線の先にある物や面を、綺麗にするのとしないのとで完成度に雲泥の差が出る。それを全く分からずにやみくもに掃除しているのだよ、彼女は。もぅ、やや潔癖症のオイラには彼女の適当な掃除は我慢できません。心臓に悪いです。

そもそも掃除するのが彼女の仕事なのに、どうして日によって掃除しない箇所や、汚れているのに気づかない振りをするのかが納得いかん!人の顔色伺いながら掃除するなよ…そして言われなくても全部気づいてやれよ…。言わなきゃ手すりも拭かないなんて、お粗末すぎて涙がでちゃう。

こんな適当な仕事をして、さっさと家に帰ろうとする彼女を引きとめ、掃除した場所をチェックしてやり直させて、それでもご飯の時間だからとか言って帰ろうとするのをまた引き止めて…疲れるぜよ。

しかも、彼女は英語がまったくわからない、ド・ノーマル・ヒンディーなので、お互いジェスチャー状態でこれまた不便。

初日はずっと掃除していなかったので4時間もかかった。
二日目は3時間。
三日目の今日は2時間半。
とにかく彼女は出来る限りさっさと終えて帰ろうと手抜きし、
そうはいくかとチェック魔の小姑に徹する私との攻防戦。

とりあえず最初のひと月くらいは徹底的に指導して習慣にさせるしかない。そして習慣づかず相変わらずの手抜き振りならクビだわ。


人に掃除してもらうのは手が汚れないし、汗もかかなくていいけど、結局掃除している間、付いていなくてはいけないので、労力はどっちもどっち。それか妥協して、適当な掃除を見逃すか。ただ、金を払ってもこの程度の仕事かと思うとがっかりする。愛嬌なんかいらないから、ちゃんと仕事してくれ~。これは外国人に限った話ではなく、雇い主もサーバントもインド人同士の場合でも、同じ光景が繰り返されているらしい。

いや~、いちいち付き合ってたら疲れるわ。
ダスキンのお掃除隊にきてほしいよ~。
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by naoming77 | 2005-06-17 17:31 | インド暮らしなもんで