ジャイプール、アノーキー博物館とお買い物ツアー!
b0100398_6104581.jpg11月になってしまった!なんて早い一年なんだー。月初めの火曜日です(日記は既に2日に日付かわってますが)。ジャイプール観光はこれで確か3回目の私ですが、今回はグルガオン妻3人で、今までと趣向を変えてアノーキー博物館の見学をメインにジャイプールを訪れました。マイカーで行ったので、またしてもうちの運転手で超ガタイのいいアイピーさんは一番優雅に席を陣取り、運転席後部はめちゃんこ狭いです・・・。そこはいつ何時もジャージで登場のミセス・リラックス・ヨーコに任せて、私は道案内役として助手席へイン。更に今回は布フェチ・ヒロコを特別解説に迎えて、別名、女3人浪費の旅。


b0100398_5474674.jpgジャイプール方面へ行くときは、恒例の朝マック・・・でもメニューは24時間同じなの。涙
先日ヨーコとアルワールへ行った時はマックチキンバーガーを食べ損ねたから、今日こそは!で、おいしかったわよ。

ラージャスタン州ジャイプールへの高速道路は、デリーとアグラ間よりも程度がよくて快適。だいたい片道4時間はかかるが、やっぱりトイレはないので、万が一トイレに行きたい場合は野原で。そういう時、どういった場所でしなければならないのか・・・それは別立てトピックスで紹介しますので、このリンクからどうぞ →→→ 世界のトイレ Let’s 野原

ところで今日の行程

1>アノーキー博物館
2>アノーキー本店でお買い物
3>RATANでお買い物
4>Blue Pottery(というジャンルの陶器)の店「Neerja」でお買い物

以上の4つをクリアするとグルガオンの我が家へ帰れます。



最初の目的地、博物館へのみちのり

b0100398_13413431.jpg博物館のHPにも地図載ってます・・・ひらたく言うとこの画像、拝借してきたのですが、配布しているパンフレットにも掲載しているので、スキャンしたと思えば・・・いいわよね。ジャイプール観光の目玉アンベール城のすぐ側です。アンベール城に象ではなく車で上るとき、城の背後にたくさんのモスクや寺院がひしめく住宅街が目に入るのですが、その視界に入る端っこに博物館はあります。


b0100398_652513.jpgただ、そこにたどり着く道は例によって地味で、この写真に写っている看板(どれか分かる?)なんてデリー方面から来た時は逆に顔を向けていて目に留まらない・・・。アンベールフォーとまでうっかり進んでしまい、そのへんにいる人達に目印になりそうな名前を聞いて、Uターン。街の人の指示にしたがいノロノロ進むと、この看板が左手に見えます。つまり素直にデリー方面からの行きに探すと、アンベールフォートへ向かう分岐を入ってまもなく右手にこの交差点が見えるのです。水色の銀行の看板が目印になるかも。


b0100398_13234935.jpgこれだもん・・・しかも向きが・・・進行方向のアンベールフォート側を向いちゃってて・・・背中には何も印刷されていない看板なので発見できるはずもなく。


b0100398_15323382.jpgそして・・・到着したのだ、唐突に目の前にあわられた。そして写真を撮っていると、背後に大量のヤギがっ!!


b0100398_1533349.jpgわーっ。わーっ。人の目の前をお構いなしの隊列。


b0100398_15341562.jpgふーっ。やっと通り過ぎたと思ったら・・・・糞コロが大量に・・・え・・・このひとたち、歩きながら常にドロップしてるのかしら、それとも、私の前で一斉放出?!サービス良すぎ。


Aknokhi博物館

b0100398_14475995.jpgAknokhi(アノーキー)とは・・・インド国内で人気の高い、インド布地で作ったインド服や雑貨を売る店です。本店はラージャスタン州ジャイプール。デリーにはカーンマーケットに1店舗、サントゥッシティショッピングアーケードに1店舗。我が家のあるグルガオンにも1店舗ある。その他、ムンバイ、コルカタ、チェンナイにも支店があります。

アノーキーは海外輸出向けのブロックプリントを製造販売する会社として1970年創業。ブロックプリントはもっと昔からインドにあるものですが、輸出する会社はなかったようで、この業界のパイオニアです。ただし創業者はUKからインドへ来たFaith Hardyという女性で、テーラーと婚約して、その後、友人たちに服を作ってあげたところから始まったらしいので、ヨーロピアンテイストがたっぷりのデザインな理由はこんなところにあったわけですね。

なんと最初の店舗はthe Rambagh Palaceの中に開いた小さいショップ。欧米人の客を相手に売った結果、イギリスへの出店や輸出業で成果をあげて会社が大きくなっていったのでしょうか…。

私が生まれた1977年、アノーキーは初めてテキスタイルデザイナーを採用した様子・・・なんで言い方が曖昧かというと、HPを読んでいるので私の英訳が間違っている可能性大!そのへんは多めに見て~個人のブログだし。で、そのデザイナーはグジャラート州アーメダバードにあるNID(National Institute of Design)出身。そういえばこの学校の名前、確かIITF(アイアイティーエフ)っていう年に一度の展示会でも見かけたな。木の椅子とか展示してた気がする。

※写真は博物館内のコレクションで、現在は販売していません。


伝統的なブロックプリント柄にコンテンポラリーなデザインを取り入れた衣類や雑貨は、特に欧米人の女性好み。実際に店頭ではインド人よりも欧米人が目立つ。日本人の顔と体型でアノーキーを着こなすのは少し難しくて、特にスカートやパンツ丈は思いっきり欧米人向けの長さ。日本人なら身長165cm、ガタイかなり良しの私でもSサイズ、たまにMサイズ。インド人好みなのか、はたまた欧米人もインド好きな人々はヒップハング好きが多いのか、腰周りのサイズがやたら大きくて、縄文人は骨格ちがうんですけどーっ、って今までに何着も購入を諦めてきた。くわえて言うなら、アノーキーはお値段もそこそこ張るせいか、柄がシックでともするとババ臭い。今はインドに住んでいるから気候にも合ってるし好んで着るけど、日本じゃ絶対着ないな。

b0100398_1412897.jpg衣類の他は、ベッドリネン、テーブルウェア、ポーチなどの雑貨、アクセサリーも豊富。アクセサリーは道具造りの技が生きた木彫りのバングルや、シルバー、インドっぽさ全開のデザインに半輝石を使ったピアスなんかが多いかな。この写真の、ネックレスよ!私がかけたらどこの村の村長かと思われるわよ!だって木彫りの花の上に象が2匹パオーン。さらにチェーンが髪の毛みたいに艶々シルクなの、写真の端っこのほうに写ってるでしょ!これ使うの難しいってば。



古い建物を改築して、生まれ変わった博物館。

b0100398_14111429.jpgこの博物館は2000年にUNESCOのAsia-Pacific Heritage Award for Cultural Heritage ConservationでExellent Projectとして表彰されています。この年は12地域から26の建造物のエントリーがあり、アノーキー博物館は賞金USD500,00と盾をもらったそうです。このアワードは始まったのが2000年なので、最初の年にさっそく賞をもらったことになりますね。


b0100398_14373447.jpg元々は今にも崩壊しそうな廃屋を再構築してよみがえらせその工程がパネルで何枚か飾ってありました。今、日本でも流行のリノベーションですね。博物館は3階建てで、実は屋上にバルコニーがあったようなのだが、うっかり上るのを忘れてた。と、いうのも、階段が建物の隅っこの壁に隠れるように配置されていて見つけにくいんで。ただ、セカンドフロアーの正面側にはバルコニーとコートヤードがあり、コートヤードにおいてあるベンチに寝転がると、ポカポカ陽気になったインドの気候が気持ちよくて寝そうに。というか朝の出発が早かったから眠いだけなのか。写真からみえる景色にアンベールフォートの後姿もしっかり入ってます。


b0100398_1431228.jpgジャイプールにも程近いシェカワティ地方にはハベリと呼ばれる小さな宮殿ホテルがたくさんありますが、もともとは18世紀から20世紀に建てられた地元の富豪の家で、その後は使わなくなり放置されていたものを家主が税金対策と資産保護の為に始めたものだそうです。何もしないでただ建物と土地を寝かせておくには高すぎる税金なんでしょうな。これらもリノベーションのひとつだと思います。写真はエントランスホールで、なんだか和の空気。

デリーとジャイプールを結ぶNH-8沿いから少し入ったところにあるニムラナフォート(NEEMRANA FORT-PALACE)というホテルもリノベーション。アノーキーとニムラナホテルズはパートナーシップを結んでいるそうで、ホテルの名刺が博物館やショップに置かれています。ホテルでアノーキーの商品を使っているのかと聞くと、実はそうでもないらしく、「そうだといいんだけど、全部が全部ではないと思うよ~」とは博物館のショップ店員の話。




展示内容

b0100398_1453739.jpg展示物は新しいものが多くて、古くても1970年代、創業時期を考えるとあたりまえよ!なんたって1970年創業なんだから。展示数もそれほど多くなくて…おなかいっぱいになる前に見終わるちょうどよい感じ。いちどに全ての布を展示できるスペースがあるわけではないので、当然アーカイブがあり、5日前までに予約すると見せてもらえるらしい。気になる人は博物館のHPを見てちょ。

本当は博物館に行く前にみっちり予習してから行きたかったんだけど、漫画を読むのに忙しくて適当にHPを見て出発してしまったの。やっぱり事前学習した方が見学はより有意義になったのかな~。ま、いいか。


b0100398_14541449.jpgブロックプリントを作る際に使う型は木彫りの手作りで、それを掘る職人も当然いる、手先器用だね~。染色には古くからある野菜を使った技法を取り入れているみたい。この判子、削ったばっかりのときは、若干荒さが残るみたいだけど、ガンガン押して使っていくうちに、ヘリが丸くなって、使い込まれるほどに良くなっていくみたいね。


b0100398_1459648.jpgこれと次の金型も職人の手作りで、平たい板をクイクイッとまげていってこの形にするの・・・道具は一応使うにしても、すごい技だ。

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b0100398_1565943.jpgセカンドフロアにはデモンストレーションコーナーがあって、職人がせっせとブロックプリントの実演をしてくれる。ものすごい視界に入る場所に募金箱を置く辺りは、思いっきりインド全開だよねぇ・・・。職人の技を見た後に、3人交代で実際に押してみた。なかなか面白かったけど、こりゃあ腰にきそうな仕事だ。


b0100398_15122749.jpgTシャツとスカーフを自分好みに作ることができるらしくて、その案内がセカンドフロア『だけ』に出てるから職人に「これやりたい」って言ったら「グランドフロアのショップで白いTシャツ買えるよ」って・・・オイ!ここからまた2階もあの幅のある疲れる階段を下りてショップまで行き、また上ってくるのか?!さすがインド・・・この辺の詰めの甘さがらしいわ。ショップには博物館到着後に買い漁ったおみやげを預けてあるから、取りに戻りがてらTシャツの件も聞いてみると、やっぱり上で自分で押して作るんだそうだ。でも判子に気に入るのがなさそうだったんですけど、展示してある判子はまさか使っちゃだめですよね・・・でも、今日は面倒なのでやめておきます。


この博物館、中に貼ってある展示物の書体とか、妙にかわいいんだよねぇ。
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ランチは宮殿ホテルで♪

これにてアノーキー博物館は終了。さて、昼ごはんを食べに行こう!チープなのでもいいんだけど、今日は宿泊予定がないから気楽な気分で宮殿ホテルを覗きに行こう!ということで私がまだ泊まった事のないラージ・ヴィラス(Raj Villas)に行きました。インドで最もお高いオベロイグループのホテルで、一泊最低USD350くらいします。ホテルの様子は別途書きますので、こちらをクリックしてください。


お買い物ツアー☆イエーイ

RATAN TEXTILES

Retail Showroom:
Papriwal Cottage, Ajmer Road, Jaipur-302006, INDIA
Phone: +91-141-2222526; Fax: +91-141-2223185

b0100398_16173327.jpgさ、ここから先はお買い物ツアーざんす。前回ジャイプールに来たときに泊まったジャイ・マハル・パレス(Jai Mahar Palace)。ホテルのエステで使っていたファブリックがかわいくって、
聞いたらホテルの裏の店だったの。RATANという名前の店。2度めのお買い物♪でも・・・今日はそんなに収穫なかったわ。この店の商品、なんか柄にバラつきがあるんだよね。たまにすっごくヒットする柄もあれば、なじゃこりゃ???ってのも多くて。その中から選りすぐってセール品ゲット。


でもね・・・この店になかなかたどり着けなくて・・・住所はもちろん持ってたんだけど、私の記憶が確かならばホテルのすぐ裏手にあるはずだったの。でも、探してもないのよ。町の人は外国人たちが買い物に行くような店には興味のないオジサンばっかりだから、住所や通りの名前を聞きながらたどり着いたら・・・・・・・・・   全然ホテルの裏じゃないじゃん!!!

はっ!!!!

そういえば前回この店に来たとき、ホテルのゲートを出て通りの角を曲がった瞬間に眠りに落ちて、次に目が覚めた時はもう店のゲートの前だった・・・。ねっ!ホテルの裏って勘違いしても仕方ないでしょ☆



次はBlue Potteryというジャンルの陶器の店「Neerja」

b0100398_17363870.jpgこのBlue Potteryというジャンル、ジャイプール特有のものらしくて、軽くて欠けやすい陶器なんだよね、私、瀬戸物まったく知識なし。なんて説明してよいのやら。軽石みたいに軽いの。でもご当地モノで、色使いが可愛くて、なんと言っても激安。当然、絵柄が繊細なものは高いけど。胸にずっしり抱えられるくらいの大きさの象で5000ルピーくらい。うーむ。買えない、というかいらないか・・・。


b0100398_19114451.jpgラーメンどんぶりにちょうどいいサイズの器があるので、今回はそれを買い足し。前回来たときは、これをどれくらい使うか謎だったので1個だけ買って帰った。そしたら軽くてサイズがちょうどいいので、思いのほかヘビーローテーションで、今回の追加とあいなりました。これで確か70ルピーとかなんだよね、150円くらいかな。絵柄がふざけてて、シックでもなければキュートとも違って・・・なんだか子供の落書きみたいなんだけど、さくらももこ系ではある気がする。だって、海なんてどこにも無い内陸なのに、魚柄ってどうなのよ?笑 当然、川魚か湖魚よね・・・。

店内は撮影禁止なので、写真がないんだけど、うちのファーストフロアくらいの広さの店内(って分からないか)にずらーっと置物、食器、壷、かさ盾、象、トイレタリーセット、セラミックジュエリー、ドアノブ(こっちの家具ってとってを付け替えられるのよ)、とか色々おいてある。



最後はアノーキー本店

b0100398_17144770.jpgアノーキー本店には、なんとカフェが併設されている!しかも、なんかオサレ~。こういう雰囲気、デリーでも見ないよねぇ。居心地がいいのってせいぜいFull Circleくらいかなぁ。どうもデリーのカフェはオシャレ度と清潔度と居心地のよさのバランスが取れてなくて、どこかしら今ひとつなんだよねぇ。あ、あった。イタリア大使館のカフェはなかなかいいわ。でもテラス席は椅子とテーブルが使いにくくて嫌。アノーキーカフェの店員はこのときは男の子ばっかりで、みんな笑顔がキュートよぉ。愛想もとってもよくって、でもしつこくない。欧米人の客が多いから、外人慣れしてる感じ。


b0100398_1715977.jpg今回は残念ながら19時前に店に到着して、閉店の19:30まで買い物してたので、カフェでお茶する時間はなく・・・。また来よう。しょんぼり。品揃えはデリーの店と同じで、広さが広い分ストックがあるというぐらいかな。そのおかげであんまり買い物魂に火がつかなくて済んだ。

でも本店らしく、店員の数は多かったよー。50代前半とおぼしき店員のおじさんに「君のバングルステキだねー♪」と声かけられたので、しばらくオシャベリ。このときは家の近所の小さい店で買った木のバングルしてたんだけど、確かにアノーキーの店員なら目にとめそうなデザインではあったな。しっかり値段も聞かれました。Rs.350と正直に申告。



無事お買い物ツアー終了☆ジャイプールのライトアップを堪能して帰宅

車が走りだし、SMSスタジアムの横を通り過ぎる瞬間、右手一角がまぶしいっ!ものすごい量のライトアップだ。正面に見えるのはVidhan Sabhaというビルらしい。何のビルなのかガイドブックにも、お買い物した店でもらったシティマップにも詳細がなくて、なんだか分からないが、オフィスビルであることには違いない。このあたりはピンクの壁に囲まれた旧市街とは反対側に位置していて、道路は広々、ラウンドアバウトがたくさん、あんまりインドっぽくない整然さ。でもデリーの官庁街とはマ逆のギラギラ電飾で、買い物疲れをふっとばして、めでたく岐路につきました。

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ほぼグルガオンというところまで来たところで、先日アルワールへ行った帰りに寄ったRAO HOTELというダバに寄り、パラタを食べていたら家についたのは夜中の1時。タフじゃないと、やってられませんな~。はっはっは。

そういえばアノーキー博物館の周りは遺跡や寺院だらけなんだけど、それがきちんとマップになっていて、職員がくれました。その名もAmber Heritage Walk。全部歩いてまわると多分3時間くらいかかりそうだけど、マップには1時間でまわれるコースも提示されてて、面白そう。狭い路地のあちこちに合計16の見所があるの。ウキウキ・・・機会があったら見てみよう。
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by naoming77 | 2006-11-03 02:40 | インド国内旅行